専業主婦のメリットとデメリット
・メリット
外に働きに行かない専業主婦は、時間に余裕があり、子育てにも専念できます。
家事を行ない、その傍らで子育ても行えます。
特に女性であれば、子供が大きくなって育っていく時期は、一緒にいたいと思うものです。
親の介護などがあっても、時間の調節をしやすいです。
育児にかける時間を比較すると、やはり専業主婦の方が多くなっています。
会社に行き仕事をする必要もないので、そのような仕事に関するストレスも発生しません。
・デメリット
昔と違い近所付き合いが少なくなってきた昨今では、専業主婦では家事と育児がメインとなり、孤独になりやすいです。
一人でも大丈夫だという方なら問題ないですが、孤独を感じるようであれば、それがストレスともなります。
また妻が働かずに家事と育児に専念することから、家計が苦しくなるということもあります。
共働きのメリットデメリット
・メリット
夫以外にも妻が働くことによって、家計に収入をプラスし、お金に余裕を持たせられます。
専業主婦と比べると育児に使う時間は、必然的に少なくなっていきますが、その分収入が増えるので、塾へ通わせるなど子供への投資を増やせます。
また育児の時間をしっかり子供と向き合うことで、育児の時間が少なくても、子供に悪影響が出ることはありません。
時間の使い方をより明確にしないとならないので、計画的に使えるでしょう。
・デメリット
育児と仕事、さらには家事まで両立しないとならないので、体力的に大変です。
仕事でのストレス、自分の時間が少なくなることでのストレスなど、ストレスは溜めやすい環境です。
夫が育児をしないならば、それが不満となって家庭での喧嘩になるかもしれません。
そしてもう1つ、専業主婦よりは収入が多くなりますが、計画的にお金を使わないと、いつの間にか手元にほとんどお金がないということもあります。
どちらが良いかは家庭の事情で違う
専業主婦と共働きのどちらが良いかは、それぞれ家庭によって違ってきます。
中には家計のことを考えると、どうしても共働きにせざるおえないという家庭もあるでしょう。
どちらにしても、金銭的・時間的・体力的にメリットとデメリットが発生します。
総合的に考えると、金銭面では共働きの方が良いのは間違いありません。
収入が増えて家計が潤うのは間違いなく、福利厚生や老後の年金のことを考えればメリットも多く、収入を上手く調節すると節税にもなります。
ただし子供が育っていっても共働きを続けると、子供が小学生や中学生になれば、子供を一人で過ごさせることも多くなります。
そうなると、食事は子供一人で行なうこととなり、これは子供に悪影響を与えるのは間違いありません。