フィルターをキレイにする
部屋の掃除には欠かせない「掃除機」ですが、部屋がキレイになっても掃除機自体が汚れていては効率が悪くなるどころか、掃除機から出る排気でお部屋の空気も汚れてしまいます。
掃除機もキレイなままで使いたいですよね。
そこで、自分で出来る掃除機のメンテナンスの方法をご紹介します。
まずサイクロン掃除機ですが、このタイプには大抵集塵フィルターが付いています。
紙パック式にも付いていることがあります。
このフィルターで微粒のホコリやゴミを捕らえ、排気口からキレイな空気だけが出る仕組みになっています。
ダストカップや紙パックをキレイにするだけではなく、この集塵フィルターも定期的な掃除が必要です。
サイクロン掃除機は遠心力で吸ったゴミと空気を分けるので、集塵フィルターまで汚れることはあまりありませんが、それでも毎日使うのなら10日に一度はキレイにしましょう。
また、本体の汚れも落とすことを忘れずにしたいものです。
表面は軽く拭き取るだけで汚れは落ちますが、排気口は特に気を付けたい部分です。
ホコリが溜まりやすいので、薄めた中性洗剤を含ませた布でキレイに拭き取りましょう。
ノズルも忘れず清潔に
一番汚れやすいのは、実はノズル部分です。
床等を掃除する際には水分や油分も一緒に吸い込んでしまっています。
ホコリや糸くずなどと絡まって、かなり汚れやすい部分です。
雑菌も付着しやすく、そのまま使用していると雑菌を部屋中に拡げてしまいかねません。
最近は、ノズル部分も丸洗い出来る製品もあります。
パーツを分解して、定期的に水洗いしましょう。
洗うことが出来ない場合は、掃除機のノズルを隙間用のものに付け替えていつも使用しているノズルのゴミを吸い取ります。
取り残したゴミは粘着テープで取り、ブラシ部分のゴミはピンセット等で取り除きます。
吸引力が弱まる原因とは
吸引力が低下する原因は、ゴミパックや集塵フィルターにゴミが詰まった状態のまま使用することが大きな原因です。
通常のダストカップなどは使用ごとに、集塵フィルター等の汚れは月に1度程のメンテナンスで吸引力が劣らずに掃除の効率も上がります。
また、このメンテナンスを行うことで掃除機自体も長持ちします。
「吸引力が変わらない」と評判の掃除機も、実は長年使っていくと吸引力が落ちていく場合があります。
その原因は、プレモーターフィルターとポストモーターフィルターにあります。
このフィルターは、遠心力では分けきれないゴミをキャッチしてくれます。
見落としがちですが、毎日使用しているのであれば月に1度はメンテナンスが望ましいです。
掃除方法は水道水で洗い流すだけですが、完全に乾ききってから取り付けることが注意点です。
いろんな種類がある掃除機ですが、どの製品もメンテナンスをしっかりと行えば気持ちよくお掃除することが出来ますね。
1ヶ月に1度程度なので、是非掃除機もキレイにしてあげましょう。