お風呂

これで快眠間違いなし!湯たんぽの効果的な使い方

入浴前に湯たんぽを使う

冬などに身体が冷え切ったまま、お風呂で温めようと、浴槽に浸かると、身体の芯まで温まる頃には、身体がのぼせてしまいます。
急激に身体を温めると、眠るときにはすでにもう身体が冷えてしまっているということもあり、快眠するには一工夫必要です。

そこで、入浴前に湯たんぽを使い、身体を温めてみましょう。
湯たんぽ1つだけでも良いですが、いくつかあると便利であり、身体の大きな筋肉のあるお腹やお尻、腕や太ももなどを湯たんぽで温めます。
湯たんぽを使えば、その熱を筋肉が吸収し、身体の芯まで温めてくれます。
目安としては身体の各部分に5分ぐらい湯たんぽを当てて温め、それからお風呂に入ると、身体が温まるのも早く、芯がある程度温まっているので、のぼせる心配もありません。

このようにしてゆっくりと身体全体を温めると、湯上がり後に身体が冷えるのもゆっくりであり、布団に入って眠る頃でも湯冷めせずに眠れます。
ただし、湯たんぽを使うときは、あまり身体に当てすぎると低温火傷することもあるので、身体には数分当てるぐらいにしましょう。

湯たんぽで布団を温める

冬に眠るときに、布団が冷えて眠れないという場合は、湯たんぽを使うとぽかぽか温かい寝床にできます。
まずは眠る前に布団に入ってお尻に当たる部分に、湯たんぽを置いておきます。
そして、眠るときに湯たんぽを取り出し、布団に入り、お腹の上に湯たんぽを乗せておけば、お尻も温かく、お腹も温かいです。
このように、身体の中心を温めることで、全身を温める事ができます。

寒いからと言って、湯たんぽを手や足の先に当てて使うのは、その部分しか温まりません。
湯たんぽを当てた部分は温かいですが、温まった血液が全身を流れる間に冷えてしまい、身体は温かくありません。

上記のお尻とお腹を温める方法に加えて、布団に入ったら、太ももなど大きな筋肉のある部分も温めると、さらに全身がよくあたたまり、眠りやすいです。
眠るときに2個や3個と身体の各部分に使っても良いですが、あまり温めすぎるのは低温火傷の心配があるので、1個だけ使った方が良いです。
温かいと感じるぐらいの湯たんぽでも、長時間身体に当てていると低温火傷の心配があるので、タオルなどに巻いて使うようにしましょう。
さらには、眠った後も一晩中湯たんぽを身体に当てて使うような方法でなく、ある程度身体が温まったら、布団から取りだした方が、低温火傷の心配がありません。
布団自体も、保温性にムラの少ない国産羽毛布団を使うといいでしょう。

湯たんぽがなければホッカイロでも代用することができます。
湯たんぽにはステンレスやプラスチック製のものもありますが、最近はお湯を使わない、電子レンジで温めれば、熱を持って温かくなる便利な湯たんぽも発売されております。