車の維持費を節約したい

維持費を節約したいのなら車選びがポイント

電気代やガス代、電話代など、生活していく上には毎月さまざまな費用がかかります。
車の維持費も、もちろん避けられない費用の一つです。
毎月の出費を抑えるためには、できるだけ維持費を節約することが大切です。

車の維持費としては、自動車税などの税金の他に保険料、ガソリン代、駐車場代、そしてメンテナンス費用があります。
車を通勤に使っている人にとって、ガソリン代はバカになりません。
ガソリン代は、車の維持費の約2割から3割を占めています。
ですから、維持費を減らしていくためには燃費がよくて排気量の小さい車を選べばいいということになります。
排気量が小さい車というと、重量を抑えてあるコンパクトカーなどがおすすめです。

維持費の安い車

税金と保険料の点から見ても、軽自動車税が適用される軽自動車の方が普通車と比べて維持費を抑えることができます。
普通車であってもSUVやミニバンではなくてコンパクトカー、あるいはセダンを選べば税金面や燃料費などの点でお得です。

また、ガソリン以外の動力でエンジンを動かすことのできるハイブリッドカーも維持費を安く上げることができます。
ハイブリッドカーにはパラレル式ハイブリッド、シームレス式ハイブリッド、シリーズ式ハイブリッドなどの種類があり、燃費性能を1.2〜2倍も向上させることができます。

電気自動車もガソリン車の20%程度の燃料費で済みますから、かなりお得です。
エコカーは一般に価格が高いのですが、長い目で見れば維持費を節約できるので、結果的にはお得ということができます。
しかもエコカーや衝突被害軽減ブレーキ(ASV)搭載車は、保険料割引が適用されることもあります。
ガソリン代は変動が激しく、しかもガソリンスタンドによって価格が違うので、価格が安めのセルフスタンドを利用する、あるいは割引が適用されるカードを使うのも一案です。

エコ運転が大切

車にかかる経費を抑えると同時に、エコ運転を心がけることも大切です。
タイヤの空気圧が下がっていると燃費が悪くなるので、空気圧はまめにチェックしておきたいものです。
さらにタイヤを低燃費のものと交換する、エンジンオイルはきちんと交換するといった、ちょっとした工夫次第でも経費削減につながります。

車の重量が増えれば増えるほどエンジンに負荷がかかり、車の修理費もかさんでいくことになりますから、何でも積み込んでしまう習慣も見直す必要があります。
修理費も依頼する工場によって値段に大きな違いがありますから、お得な業者を日頃から探しておくことも大切です。
ていねいな運転を心がけるだけでも故障のリスクが激減し、修理代も節約することができます。