手が届かない吹き抜けのお掃除方法

吹き抜けを掃除するのに必要な道具

吹き抜けのある家は採光面に優れており、開放感に溢れているので住んでいても気持ちの良いものです。
「吹き抜けのある家に住みたい」と思ったことのある人は多いはずです。
掃除のことを考えるとなんとなく面倒くさそうで二の足を踏んでいるという方でも、掃除に必要な道具をきちんと揃えればそれほど難しいものではありません。

吹き抜けを掃除するのに、なくてはならない道具の一つが脚立(きゃたつ)です。
脚立にはさまざまなサイズのものがあります。
安定感や重さ、使い心地などは実際に見てみないとなかなか分からないので、ホームセンターなどに行って購入するといいでしょう。

脚立と合わせてハンディタイプのモップを使用すれば、かなり高い位置でも難なく吹き抜け部分の掃除をすることができます。
この他にカビ取り剤や掃除機、雑巾なども必要になってきます。

吹き抜けの掃除方法

吹き抜けを掃除する時は、まず最初に吹き抜けの下にある家具などをどけておきます。
下に家具があって動かせない場合には、ビニールなどできちんと被し覆ってしっかりと養生をしておきます。

準備ができたら、ハンディタイプのモップで高い部分からホコリをはらっていきます。
照明器具などもホコリのたまりやすい箇所なので、ハンディモップで丁寧に汚れを落とします。
吹き抜けに窓がある家では、窓にカビが発生していることも多いので、カビ取り剤などをスプレーした後に雑巾で拭き取ります。

カビ取り剤はスプレーしたらすぐに拭き取らず、10分程度放置しておくのがコツです。
吹き抜けの天井部分もけっこう汚れていることがあります。
最初から天井部分も掃除してしまおうと考えている人は、天井に届くサイズの脚立を買う必要があります。

吹き抜けを掃除する際の注意点

吹き抜けを掃除する時は、上方からホコリが降ってくると思って間違いないので、ホコリを吸い込まないようにマスクをして作業をすることをおすすめします。
ゴーグルやメガネも必要なアイテムです。

また、脚立の使い方にも注意したいものです。
脚立には開き防止のストッパーというものがついており、これをしっかり締めておかないと、脚立の上に上がった時に脚が開いたり傾いたりして非常に危険です。
脚立を使ったことのない人は、説明書をよく読んだ上で使うのがおすすめです。

吹き抜けは一見、掃除しにくい場所のように見えるため、「来週掃除しよう」「来月やろう」と延ばし延ばしになってしまうものです。
定期的にこまめに掃除さえしていればホコリもそれほどたまらず、毎回の掃除もかなり楽になります。
天井があまり高いような時は、業者に清掃を頼むのも一案かもしれません。