パネルの掃除
空気清浄機には、室内の空気を清浄に保つだけではなく湿度を調整する働きもあり、家の中をいつも快適な状態に保ってくれます。
来客がある時などにも何かと便利な空気清浄機は、こまめにお手入れをすることによって常にパワーをキープすることができます。
空気清浄機の中でも、特に頻繁に掃除をしたいのがパネルの部分です。
パネルは直接外気と触れる部分でもあり、ここに汚れがたまると清浄能力が低下したり、イヤな匂いの原因となってしまうことがあります。
パネルをお手入れする際は直接水で洗わずに、台所用の中性洗剤を柔らかい布に含ませて汚れを拭き取るのがおすすめです。
間違っても硬いタワシなどは使わないようにしましょう。
フィルターのお手入れ
空気清浄機のプレフィルターは通常の場合、左側と右側、前面の3箇所に設置されています。
フィルターも空気清浄機が正常に機能するためには非常に大切な部分ですから、できるだけこまめにお手入れすることが大切です。
お手入れは大体2週間に1度が目安で、まず最初に掃除機でホコリなどを吸い取り、その後取り外して水洗いをします。
汚れが目立つ時は、柔らかいブラシを使って台所用の中性洗剤で洗うといいでしょう。
十分にすすぎ洗いをした後、日陰に立てかけてしっかりと乾かします。
日が直接当たってしまうと劣化を早めてしまう可能性があるので、要注意です。
プレフィルターの他に脱臭フィルターもありますので、こちらも忘れないようにお手入れします。
脱臭フィルターは、最初に取り外してから掃除機をかけてホコリを丹念に吸い取ります。
脱臭フィルターは水洗いしてしまうと型崩れすることがあるので、注意しなければなりません。
匂いがどうしても気になるという場合には、丸1日陰干ししておくといいでしょう。
加湿フィルターユニットも月に1回程度お手入れすることで、空気清浄機の効果を長持ちさせることができます。
ぬるま湯にクエン酸を溶かして漬け置きしておけば、水垢もきれいに取れます。
加湿タンクのお手入れ
加湿タイプの空気清浄機であれば、加湿タンクもお手入れの欠かせない部分です。
加湿タンクは、内側・外側の両方をお手入れしなければなりません。
内側をお手入れする時は、少量の水を加湿タンクに入れてキャップをきっちり締め、振り洗いをします。
汚れがひどいような時は台所用の中性洗剤を少し加えて振り洗いするといいでしょう。
柔らかいブラシで内部を洗ってもかまいません。
加湿タンクの外側は、水で湿らせた柔らかい布で拭き取るのが一番です。
また、加湿トレーも月に1度くらいはお手入れするようにしましょう。
加湿トレーの水垢が気になる時は、ぬるま湯にクエン酸を溶かして柔らかい布を湿らせ、拭き取ります。