やせ薬の個人輸入は危険
太り過ぎると、腰や膝に負担がかかったり、息苦しくなったりとさまざまな体の不調が出てくるものです。
つねに健康な体をキープするためには、太りすぎないように適切なダイエットを行うことが大切です。
とはいえ、間違ったダイエット方法を実践すると逆に健康を損ねてしまうことがありますので注意しましょう。
ダイエットの中でも特にやってはいけないのが、自己判断でやせ薬を飲むことです。
インターネットの通販では世界中のあらゆるサプリを入手することができ、非常に便利な反面、個人輸入によるリスクもあることを見逃してはいけません。
特にやせ薬は、内容がよくわからないままに不注意に飲んでしまうと体にダメージを受けてしまうことがあります。
個人輸入できる製品の中には、日本で認可されていない成分が含まれているものもたくさんあります。
海外では認可されているやせ薬でも、日本人の体格やメタボリズムに対応していないものもありますので、個人輸入はしない方が無難です。
ダイエットと栄養失調
やせ薬を使わないダイエットでも、やり方を間違えると栄養失調に陥ることがありますので、こちらも注意しなければなりません。
ダイエットを始めたら疲れやすくなった、おこりっぽくなったといった女性はダイエットの内容を今一度見直してみることが大切です。
ダイエットではカルシウムとタンパク質、鉄分、食物繊維がどうしても不足しがちです。
タンパク質が不足すると疲れやすくなり、何事にもやる気が出なくなるので、ダイエット中だからと言って肉類を食べないといった行為は控えるようにしましょう。
女性は特にダイエットをしているとカルシウムも不足しがちですから、牛乳やチーズは積極的に摂取するようにし、小魚も丸ごと食べるようにするといいでしょう。
鉄分は女性には不足しがちな成分ですので、レバーやひじきなどをしっかりと食べてめまいや立ちくらみを改善することも忘れてはいけません。
ダイエットをしていると食物繊維も不足することが多いので、さつまいもやこんにゃくは毎日の食卓に欠かせないようにしたいものです。
無謀なダイエットは避けたいもの
ダイエットは、ただ単に体重を落とせばいいというものではありません。
カロリーも減らせばいいというものではなくて、食べる時間帯に気を配ることも大切です。
私たちの体というのは、昼間は摂取した食品は効率よく筋肉エネルギーとなり、夜は脂肪として体内に蓄積されます。
ですから、いくら1日の食事量とカロリーを減らしても、夜にたくさん食べていれば脂肪がどんどん蓄積されていくわけです。
体のリズムをよく考えないと、せっかくのダイエットも効果を得られないことになってしまうことを忘れないようにしましょう。