ママ友とのコミュニケーションが楽になる方法

距離感を意識しよう

母親という共通点から親近感もあり、同じような悩みを持つため頼れる存在として「ママ友」は友達以上の信頼関係を結べるようになるケースも多いです。
ただ、色々と気配りが必要になる時もあります。

友好な関係を保ちたいものですが、人と話すことが苦手な人や引っ込み思案の人にはストレスに感じる時もあるかもしれません。
ママ友と上手く付き合っていくのには、どのようなことに気を付けたらよいでしょうか。

人にはそれぞれ対人距離、パーソナルスペースというものがあって、一番近距離なのが夫や子供との距離であり、友人との距離は約50cm~1.2mと言われています。
もちろんこれは人それぞれですが、心理的にも同じようなことが言えるとされています。

ですので、まだ親密でない友人関係のママ友にいきなり踏み込んだ話をされたら不快に感じるのは当然のことなのです。

しかし、そんな話をしてくるのも、相手からしたら「仲良くなりたい」という気持ちから来ている行動であることが多くあります。
色々と話しかけてきたり質問をしてくるママ友には、自分から話しかけてみるのがおすすめです。

心を開いて来てくれているのですから、こちらも少しずつ話を深めていくと良い関係を結べるでしょう。
心の距離を計りながら、少しずつ関係を縮めていくことが良い関係性を築くコツです。

自分の欠点を開けっ広げにしよう

人見知りをする人は、緊張のあまり表情が堅くなってしまったり無口になってしまいます。
そんな性格だと知らなかったら「無愛想」「とっつきにくい」と思われ、敬遠されてしまうかもしれません。

コミュニケーションをスムーズに取るには、自分の欠点や性格を最初に伝えることがポイントです。
相手の欠点を知ると、安心感を得られ緊張もほぐれやすくなります。

また、自分は「人見知り」だということを伝えておくことで、話題を広げるきっかけにもなるかもしれません。

感謝の気持ちを伝えよう

良い関係を築くためには、「与える」という態度が大切になってきます。
例えば、子育てや家事に関して一生懸命に頑張っていることを認めてもらう事はとても嬉しいものです。

「おやつも手作りで美味しいし、本当にすごいね!私も見習って作ってみようかな」などと、ママ友のすごいところを具体的に伝えてみましょう。

物を贈ることも「与える」ことになります。
実家から野菜や果物がたくさん送られてくることがあれば、「実家がたくさん送ってきたけど食べきれないから、良かったら食べてくれる?」と言って渡してみましょう。
その際、相手の家族の人数や食べられる量を配慮した数にするのもポイントです。

そのほかにも、感謝を伝えることも、大切な行為です。
小さなことでも「ありがとう」と言ってもらえれば、気持ちが暖かくなるものです。

このような「与える」姿勢は、人間関係を良い絆に変えていってくれるでしょう。
あまり難しく考えずに、まずは「ありがとう」と笑って言うことから始めてみましょう。