洗濯機のメンテナンス方法

週に1度は排水口をチェックしましょう

洗濯機は、1度は丸洗いしたい家電のひとつではないでしょうか。
毎日使うものだからこそ、メンテナンスも大切です。

でも本体まるごと洗うとなると家庭では大変なのでプロにお任せしたいところですが、実は自分でキレイにできる箇所もあります。
そこで、今回は洗濯機を使用する際に自分でキレイにできるメンテナンスをいくつかご紹介します。

まずは、洗濯機の設置の状態を見てみましょう。
洗濯機は水平に置かれているでしょうか。

もし、歪んで置いているとしたら振動も激しかったり、故障の原因になる恐れがあります。
水平になるように設置して使用しましょう。

次に防水パンの排水口を確認し、中にゴミが詰まっていたらキレイに取り除きましょう。
また、洗濯機本体の下部に排水時にゴミを集めてくれる筒状の排水フィルターが設置されているタイプもあります。

ドラム式にも排水フィルターが設置されていますが、いきなり抜くと水が出てくる場合があるので、水が溜まっていないことを確認してからお掃除しましょう。
ゴミが詰まっていたらエラー表示が出るので、いつも確認しておきましょう。

この部分が汚れていたり詰まっていたら悪臭の原因にもなります。
定期的にチェックしてキレイにしておきましょう。

また、本体をキレイにしておくことも大事です。
洗剤の投入口は、飛び散ったり溢れさせた時の洗剤カスがこびり付いていたりします。
投入口周辺や内蓋もチェックして、その都度拭き取るようにしておけばキレイに保てます。

怠りがちな糸くずフィルターの掃除はこまめにするのが理想的

糸くずフィルターも見逃しがちですが、お洗濯の度にキレイにしておくことをおススメします。

毎回は面倒という方は、3日に1度でも良いのでチェックしましょう。
何日もほったらかしだと、ゴミや糸くずに水が付着する影響で悪臭や雑菌が繁殖して不衛生な状態になってしまいます。

糸くずフィルターがキレイだと洗濯ものにも糸くずが付きにくく、排水口も詰まりにくくなります。
取れにくいゴミは、水を流しながら歯ブラシ等で擦り出すとキレイになりやすいです。

給水フィルターの掃除は節電にもつながります

気が付きにくいのですが、給水フィルターも目詰まりしていることがあります。
最近給水時の水の出が悪いな、と感じているのでしたら、給水フィルターが詰まっている可能性があります。

掃除の時は水栓を閉めてからホースを外しますが、いきなりホースを外すと水が飛び出るので気を付けて外してください。
機種によって取り扱いは違うので、説明書等で確認して給水フィルターを外しましょう。

意外と不純物が溜まっていることが多いので注意が必要です。
水の出が良くなれば給水時間も減って節電になるでしょう。