糖質ダイエットとは違う「ゆる糖質ダイエット」
ご飯やパン、麺類やイモ類などには糖質が多く含まれています。
そんな糖質をカットしてダイエットする方法を「糖質制限」、「糖質ダイエット」と言います。
糖質ダイエットには、血糖値が急激に上がることもなく、脂肪が燃えやすい体になるというメリットがあります。
しかしやり方を間違えると、かえってストレスに感じたり筋肉量が減って脂肪が燃焼しにくくなってしまうデメリットもあります。
そこでご紹介したいのが「ゆる糖質ダイエット」です。
通常の糖質制限と違ってキツくないのが特徴です。
いきなり全ての食事を制限して糖質を摂らないのではなく、例えば「夜だけ糖質を制限する」や「平日は我慢する」などの形から始めていきます。
そして食べても良い食材が多いのも、このダイエットの特徴です。
また、毎日する必要がないので続けやすいのも特徴と言えるでしょう。
その日によって体調は違いますし、特に女性は生理前になるとストレスも溜まりやすくなる人が多くいます。
そんな時は、無理をせずに間に糖質を摂り入れても良い日を作りましょう。
糖分のほかにも、油分を摂ることも女性には大切です。
ホルモンバランスを崩すことなくダイエットするには、質の良い油も摂るようにしましょう。
ダイエットにオススメの食材は
「GI値」とは、食品の中の糖質の吸収する値を数字にしたものです。
ダイエット中はGI値の低い食べ物を、栄養バランスを考え摂ることが理想です。
赤みの肉や卵、豆類や魚には、たんぱく質やビタミンミネラル等が含まれています。
野菜や海藻類は食物繊維やミネラルが豊富です。
また、脂肪の燃焼を助けてくれる中鎖脂肪酸もオススメの食材と言えるでしょう。
ちょっと口寂しい時には、ヨーグルトがおすすめです。
たんぱく質も多く含み、おなかの調子も整えてくれます。
なるべく摂りたくない食材は
血糖値が上がりやすい「でんぷん」が含まれている食材は、ゆる糖質ダイエットにはオススメできません。
ジャガイモなどの芋類や穀物、ハムなどの加工品の他、ゴボウがあげられます
調理でも気を付けることがあります。
和食の煮物には、砂糖やみりんを多く使います。
調味料には砂糖の代わりに糖質カットの甘味料などで工夫をして調理しましょう。
天ぷらなどの揚げ物の衣にも糖質や脂質が含まれています。
揚げ物にはコレステロールを抑えた油を使ったり、少なめの油で揚げたりすることで脂質や糖質を抑えるようにしましょう。
また揚げた後、トースターなどでもう一度火を通し余分な油分を抜くこともおすすめのひと手間です。
ダイエットを成功させるためには、ストレスを抱えることなく長期的に継続することが大切です。
ダイエットをしていても食べていい食材はたくさんあります。
我慢ばかりするのではなく、食べることも楽しめる「ゆる糖質ダイエット」を試してみませんか。