家事を分担したい
最近では共働き世帯が増えており、夫婦での家事の負担が問題視されることが多いです。
家事を分担したいと妻が思っていることは多いですし、夫も協力したいという気持ちがあっても具体的に何をすればいいかわからないために協力できない、ということもあります。
そこで、家事をうまくシェアするためにはいくつかのコツがあります。
うまくやらないと全く家事に協力してもらえないこともあるので気をつけましょう。
家事をシェアする際、失敗する理由
家事を夫婦でシェアしようとして失敗する多くは「○○だけやってくれればいい」という言い方をすることです。
これは一見、やるべきことが明確なのでわかりやすいしやってもらえそうに思えます。
しかし、多くの場合このような言い方をする際は「やって欲しいことはいろいろとあるけど、とりあえずこれだけやってもらおう」という状況であり、終わった結果を見ると「ついでにこれもやってくれればいいのに」とか「本当に頼んだことしかやってくれない」といった不満が残りやすいです。
もしもここで文句を言ってしまうと夫は「頼まれたことをしたのに何で文句を言われなければならないのか」という気持ちが出てきます。
そうすると二度とやらない、という状態ができてしまうのです。
また、言わなくてもわかるだろうと考えることはよくありません。
普段から家事をしている人はゴールのイメージがしやすいですが、していない人にとっては意外とわからないことも多いです。
そこで、具体的にどうして欲しいかを伝えるようにしましょう。
写真やイラストで明確に伝える
家事をシェアする際、うまくいくのが写真やイラストによって明確に何をすればいいかを伝えることです。
多くの場合、洗濯物を畳むにも、どのように畳んで欲しいかというルールがあります。
そこで、畳み方を一度教えるだけでなく、仕上がりの写真も一緒に渡しておくと夫も作業がしやすくなります。
特に最近ではスマホで簡単に写真を撮影することが可能です。
そのため写真やイラストをスマホに残しておき確認しながら作業してもらうようにすると頼みやすくなりますし頼まれた方も家事が進めやすくなります。
家電にも頼る
家事をすべて自分たちで行うには無理がある部分もあります。
そこで、洗濯物は乾燥まで洗濯機に任せるようにしたり、お掃除ロボットを使うようにしたりと家電に頼れる部分は任せるのも一つの方法です。
洗濯機を乾燥までセットして欲しい、とかお掃除ロボットの予約をして欲しい、炊飯器の予約炊飯をして欲しい、といった家事であれば夫も参加しやすいです。
頼れる部分はどんどん家電製品に頼ってしまうことも分担してうまく家事をこなしていくコツとしてあります。