イギリス式バナナの皮リサイクル方法

バナナの皮は活用できる

多くの人が毎日の朝ごはんやデザートでバナナを食べていますがバナナの皮はそのまま捨ててしまうのが一般的です。
しかし、イギリスでは食べ終わったバナナの皮をいろいろな場面で使っています。

使い方を知っていると意外と役立つ場面もあるのでおすすめです。
そこで、ここではイギリス式のバナナの皮の活用方法を紹介していきます。

バナナはイギリスでもポピュラーな食べ物

バナナはイギリスでもポピュラーな食べ物です。
そのまま食べるのはもちろんですが、マフィンに入れて食べたり、焼いて食べたりと様々なアレンジをして食べられています。

そのためどの家庭でもバナナの皮が出てくるのです。
そこで、バナナの皮を活用する発想が生まれました。

イギリス式バナナの活用方法

バナナの皮の内側にある白い方で靴を磨き、乾いた布でふき取るだけで驚くほど靴がツヤツヤになります。
革靴用のクリームだと手や服を汚す心配があるため、子どもに靴磨きを頼むのは心配です。

しかし、バナナの皮であれば手や服はもちろんのこと、床を汚す心配もありません。
そのため靴磨きを子どもの仕事にすることもできます。
子どももバナナを使うということで面白さがあるので、バナナでの靴磨きのお手伝いにはとても協力的です。

バナナの皮で磨くことができるのは靴だけではありません。
レザー製品は基本的にどれも磨くことができます。
そのため、財布や手帳カバー、バッグ、ソファーなど革製品には活用することができます。

園芸に取り組む人の多いイギリスではバナナの皮は大事な肥料です。
バナナの皮をそのまま使うのではなく、一晩水につけておき、その水を薄めて水やりすると肥料になるといわれています。
それ以外にもバナナの皮をオーブンで焼いて乾かして粉々にして土に撒くのも効果的といわれており、多くの人が活用している方法です。

ただ、水につけたり乾燥させたりするのは面倒だと感じる人もいます。
そういった人にはバナナの皮を細かく切って土の上に置くだけでも十分です。
バナナの皮にはカリウムが含まれており、これが土や植物の栄養となってくれます。

他にもバナナの皮は様々な活用がされています。
例えば、虫刺されにはバナナの皮がいいといわれており、患部に川の中にある白い部分を少しの間あてておくとかゆみ止めになるといわれているのです。

それ以外にも、肉を焼く際にフライパンにバナナの皮を入れておくと肉が柔らかくなるといわれています。
このようにいろいろな場面でバナナの皮が使われているのはイギリス人の無駄を出したくないという思想が一因です。
すべてを取り入れるのは難しいですが、自分たちに取り入れられるものは取り入れるようにするだけでバナナの皮を捨てる前にいろいろな場面で役立てることができます。