家計のバランスシートで資産状況をチェック!

家計の見直しの大切さ

定期的に家計を見直すことが大切です。
毎月の収支を確認し、貯蓄できる金額はどのくらいか、将来的にどのくらい貯蓄が必要か、といったマネープランはきちんと考えていないと後から困ることになってしまいます。

そこで役立つのがバランスシートです。
家計のバランスシートをつけることでうまく資産管理ができるようになります。

バランスシートとは

家計のバランスし^-トというのは会社の中で資産を把握するために使うものを家計用にアレンジしたものです。
家計の中では貯蓄以外にも投資信託や株、保険など換金することのできる資産があります。
貯蓄以外の資産を現金化するとどのくらいの金額になるかも把握しておくと役立つのです。

具体的には今家を売ったらどのくらいになるか、保険を解約したらいくら返戻金があるか、ということを明確にしていきます。
それとはんたいに住宅や自動車のローンがある場合にはそれは負債となります。
この二つを明確にすることで、資産から負債を引くと家計の中での明確な純資産がいくらになるかわかるのです。

バランスシートで見直すべき項目

生活をしていると病気をしたり、会社の経営状況が悪化したりして思うように給与がもらえないこともあります。
わたしたちは収入が増えることにばかり目が行きがちですが、大切なのは収入が増えることではなく、純資産が増えることです。

貯蓄が多かったり収入が多かったりしても、負債が多いと純資産は増えませんし少なくなることもあります。
純資産が増えていない場合には、その原因を探りましょう。
資産が減っていたり、貯蓄が出来ていなかったり、新たに負債を抱えていたりという原因が明確になり、対処方法がわかります。

資産を増やす方法

資産を増やすことがお金を貯めること、万が一のために備えることに大切です。
お金が貯まる人の多くは自然と資産が増える仕組みを作っています。
そこで、毎月の生活を見直して、うまく資産が貯まる仕組みを作っていきましょう。

例えば、家計のやりくりの際には月末に手元に残ったお金を貯金する人が多いですが、これは失敗しやすいです。
先取り貯金にする方が確実にお金は貯められます。

先取り貯金を始めてうまく仕組みができるようになったら、自動で積立定期や財形貯蓄で貯めるようにしたり、iDeCo(個人型確定拠出年金)、積立投信といったものにしたりして活用するのもおすすめです。
特に近年では貯金は金利が低くなかなか増えないといわれています。
そこで、少しずつ余裕が出てきたらそのお金を資産運用に使うようにすると資産を増やしやすいです。

ただ、全くリスクがないものではありません。
そのため資産運用は余裕がある部分で行うようにしましょう。